車の錆は「内部」からも発生します
車で錆びやすい部位は、どこかご存知でしょうか?
車の下回りは、道路の雨や泥を巻き上げるため、錆びを連想しやすい部位です。
では、下回りの次に錆びやすい部位というとどうでしょうか。
実は、ドアやクォーターパネルなどの「内側」から錆びが発生するケースが多くあります。
車の内部(空洞・中空部)は一度水分が入ると乾きにくく、融雪剤などの塩分を含んだ水分は、錆びの原因となります。
車には水抜き穴はありますが、水抜き穴の周りに水が溜まるなどして、最終的には錆びてしまいます。
サイドステップの空洞部、ドアなどのパネルの繋ぎ目・合わせ目は、通常の表面だけに施工するアンダーコートでは、防錆剤が充分に行き渡りません。目に見えない内部はメンテナンスが難しいため、事前の適切な防錆処理が大切です。
内部の錆び対策は「ノックスドール700」
テクノプロタカイのオプション内部防錆は、水置換性があり、浸透性に優れるノックスドール700を使います。また無溶剤ですから、人体に安全です。防錆剤特有の臭気もほとんど気になりません。
- ワックス成分がパネル内部の水分を追い出します(水置換性)
- 錆び抑制剤が配合されているから、錆の上からでも効果が持続
- 無溶剤タイプだから人体に無害で安全
- 防錆剤のニオイがほとんどしません
テクノプロタカイのオプション内部防錆
アンダーコート(下回り防錆塗装)をご依頼いただいたお客様には、ご要望に応じて、錆びやすいパネル内部の防錆も承っております。
テクノプロタカイでは、車体の下回りの補強材(アンダーフロアサブレーム・メンバー)の内部や、サスペンションの防錆につきましては基本作業に含まれております。それ以外の部位の防錆につきましては、オプションメニューをご用意しております。
- アンダーフロアサブフレーム
- メンバー
- サスペンション
- ドアの内側、ヒンジ
- ボンネット
- トランク(テールゲート)
- リアフェンダー(クォーター)
- サイドシル内部
- エンジンルームの溶接箇所・パネルの継ぎ目
ドアの内部防錆の施工風景
防錆剤が拡散して噴霧されるノズルで、確実に継ぎ合わせ部分に防錆剤が浸透するように施工します。トリム(内張り)の脱着は、必要に応じておこないます。
リアフェンダー(クォーター)・サイドシルの内部防錆の施工風景
タイヤハウスのサービスホールから作業します。またトランクルームの内張りのクリップを外し、隙間からノズルを挿し込んで防錆剤をパネル裏に吹き付けます。
ボンネット・エンジンルームの内部防錆の施工風景
ガラスや外板パネルにかからないよう養生を行った上で、車種によってはボンネット裏のカバーを外しての作業となります。エンジンルームは、水の溜まりやすいパネルの継ぎ目や錆びやすい溶接部に防錆剤を浸透させます。
オプション内部防錆の施工料金
表示価格は全て税別です。車種や面積によって費用が異なる場合があります。詳しくはお問い合わせ下さい。
【1】ドア、ヒンジ、ボンネット、トランクの内部の防錆 | ¥13,000~税込 |
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【2】リアフェンダー、サイドシルの内部の防錆 | ¥13,000~税込 |
【3】エンジンルームの継ぎ目・溶接箇所の防錆 | ¥13,000~税込 |
【4】1.2.3の内部防錆オプションを全て施工 | ¥33,000~税込 |
アンダーコート(車の下回り防錆塗装)の詳細について
テクノプロタカイの内部防錆は、下回り防錆アンダーコートをご依頼いただいたお客様のオプションメニューです。下回り防錆アンダーコートにつきましては、以下の専用ページをご覧ください。