防錆したはずの2年落ちの車がサビる原因は「内部」にあった

防錆したのにサビが出ている?

他社で中古車を購入されたお客様からサビについてご相談をいただきました。

その車は2017年式のホンダ・フリードで、新車時にアンダーコートをしていると思われるが、既に錆びているように見えるとのことです。

リフトアップして、サビの進行具合を確認・検証しました。

アンダーフロア全体

アンダーフロアの錆び検証(フリード)
表面がつや消しの黒色に見えるのは防錆剤が施されています。小さいですがところどころサビが浮いてきているのが見えます。

フロントサスペンションサブフレーム(エンジン後方)

アンダーフロアの錆び検証(フリード)
弧になっているフチの部分が既に腐食しています。聞くと北海道から仕入れた車だそうで、潮風の影響を受けやすい沿岸地域だと想像できます。

マフラー

アンダーフロアの錆び検証(フリード)
マフラーは全体的に錆びがかなり進行していました。数年後には穴が開いて交換が必要になります。

デファレンシャル(後輪駆動部)の周辺

アンダーフロアの錆び検証(フリード)
パネルの継ぎ目(溶接箇所)や凹凸のある部分は、水滴が貯まりやすくサビが出やすいです。茶色がかっているところは錆びが出始めています。

バックパネル(トランクの下回り)

アンダーフロアの錆び検証(フリード)
やはりフチや溶接箇所は水が抜けきれずに錆びてしまいます。

サイドシル周辺

アンダーフロアの錆び検証(フリード)

アンダーフロアの錆び検証(フリード)
サビが湧き始めているのを見ると表面は保護されていても「裏側」は錆びている可能性が高いです。

足回り

アンダーフロアの錆び検証(フリード)

ボンネット

アンダーフロアの錆び検証(フリード)

アンダーフロアの錆び検証(フリード)

アンダーフロアの錆び検証(フリード)

アンダーフロアの錆び検証(フリード)

アンダーフロアと同様に水抜き穴、水が貯まる場所は錆びています。

防錆してもサビる原因は、表面だけしか防錆していないから

潮風や融雪剤といった日常的に塩気のある地域にお住いの方は、車が錆びてしまう危険性が高いので、おそらくこのフリードの最初のオーナーさんも、錆びるリスクを考えて下回りの防錆をしたはずです。なのに現状は3年たたずに錆びが出始めています。

なぜ防錆したのに錆びるのでしょうか。
その理由は「表面だけにしか防錆をしていないから」です。

車体には内部の水気を排水するための穴があります。それだけ内部に水気が入りやすい構造なのです。
特に溶接の継ぎ目といった凹凸がある箇所は流れた水が貯まりやすく、サビが出やすいです。
そのため内部の防錆施工は表面の防錆と同じく行うべきです。

たとえばディーラー純正のアンダーコートでも内部までは施工していないというケースは散見されます。
(勿論きちんと内部まで施工されている業者もありますので、既に防錆施工をされていて不安な方は確認してみてはいかがでしょうか)
テクノプロタカイの防錆のこだわり

当社ではサスペンション、メンバー、アンダーフロアサブフレーム内部も標準施工

フィットのノックスドール1600
確実な防錆を希望されるのであればサスペンション、メンバー、アンダーフロアサブフレームの内部まで防錆剤を浸透させるのがベターです。
当社ではアンダーフロアの基本作業での標準施工部位となりますので、ご安心ください。

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